2006年 05月 06日 ( 1 )

GWと「バナナ実験③」そして悪夢。ゴールデン悪夢。

肉体強化GW3日目@代々木公園。
本日のメニューは「スタート2時間前」にバナナを1本食べ、
更に「公園1周2.4km本気走り」ケーススタディです。

結論=成功。腹ごなし、走り共に問題なし。
お腹の違和感はないし、足も攣ったり痛くもならず、これで本番も行けそうです。
明日は1日休養日を入れて、明後日、一応「スタート2時間30分前」バナナ実験を
行って、全実験の終了と致します。

さて。
そんなわけで、今日の昼過ぎまではとっても爽やかな滑り出しであり、帰宅後
軽く部屋掃除をして、代官山に買い物に繰り出したところまでは良かったんですが、、、
(例えば「HOLLYWOOD RANCH MARKET」)
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悪夢はたくさんの戦利品を手にしたShopping後に訪れました。

私は4月に駅伝が決まって以来、肉類は或る1日を除いて、全て鶏肉であり、
あらゆる揚げ物系も全て断っています。
なので今夜も鶏肉だってことで、おいしい親子丼を食べさせてくれるという
はし田屋@恵比寿と渋谷の中間」に一人ご飯に行ったのです。
悪夢はそこで起こったっ(←ちょっと切れてみた)!!

まあ愚痴みたいなもの、いえ愚痴(怒り?)なんですけど、親子丼はおいしかったですよ、
噂に違わず親子丼は。
でも、でも、そこのカウンターで
75歳のお婆さま



逆ナン喰らった
んですよ3時間半!
更に結果から言います。そのお婆さまの所謂高級マンションの玄関まで連れてかれました!

で、経緯ですが、概ねこんな感じです(今は冷静)。
①私の入店が6時。親子丼が来たのが6時10分。
 その店の超常連たるおばーさま(もう敬わん)が隣席に座ったのがほぼ同時刻。
②私が生卵を溶かないのを見て、「これは先に溶いて食べるのよ」と介入してきた
 のも同時刻。
③「私は生卵は食べられないんです。最初から入れないで下さいって言って
 あったんですけど、ま、避ければいいだけなので」と返すと、返す刀で店員に
 クレーム。「この子の何とかならないの!?」
④さすが超常連の一言。既に3口ほど食べていたのですが、全とっかえで
 作り直しです(正直作り直す時間が勿体無かったので、この時点で既に
 ありがた迷惑でした。帰って勉強が待ってるのに)。
⑤それから新品が出てきて後、「この香味料を入れるといい」とか、「ここの地鶏はこうで」
 とか、当たり障りのない話題を何故か振ってくるおばーさん(75だが、一応60くらいに
 見えると言えば見える有閑マダム)。
⑥その内、自分がここの常連たる理由は、お店のNo.2(28歳とのこと)が「好き」で
 通い詰めていることをカミングアウト。私的にはものすごくどうでもいい。
 と言うか、知らん。
⑦ところが生憎、今日そのNo.2はオフのため不在であることが、おばーさんと
 店長との会話から判明。この辺りから雲行きが怪しくなってきます。
 引いては、矛先が私に向けられ始めます。
⑧おばーさんの話は、当たり障りのない内容から(⑥辺りでおかしくなってますが)、
 自分の日々の生活を語るようになって来ました。自分は40年間上原に住んでいたが、
 最近ここから3分の、何千万だかのマンションを買って生活しているだとか、
 友達が来ると必ず銀座に行って何万のプレゼントを買ってあげるだとか、
 まあとにかく私にはどうでもいい話です。ご飯に集中させて欲しいんですけど。
⑨ただそのトピックの中に、娘さんを23歳という早くに肺炎で亡くされているということ、
 そしてその娘さんが大の文学好きで、おばーさん自身も文学が好きで
 よく文学談義に耽っていたものだったので、「一卵性母子」と周りから呼ばれていたこと、
 という部分だけは私に届いて(しまって)いました。
⑩ちなみにその間、「私に奢らせて」と言って、勝手に「鶏の唐揚げ」を注文
 しています。全っ然食べたくないんですけど。体重増やせないんだってば。
⑪で、基本的に会話は流していた私でしたが(見知らぬ奇妙な老人とは言え、
 敬意は払わなければいけません)、「文学」話にのってしまったのが運の尽きです。
 私は法学部ですが、本当は文学部に行きたかったのを、パトロンたる親に
 止められたので断念したくらいの本好き、渉猟家です。
 そこでうっかり、流していたのをvsモードに切り替えてしまった。
 「(-本など読まない若僧と思わないで頂きたい)ええ、「ジェイン・エア」なら
 読んでます。ブロンテ三姉妹の長女でしたか。ああ、そうですよね。何女だったか
 忘れましたが、「嵐が丘」も面白いですよね。ええ、確かそうです、結核で
 亡くなったんです」
 「はぁ、娘さんはもうその時期にそういった御本を既にお読みに。そうですね、
 そこまでは行きませんが、私も小3の頃でしたか、その辺りに読んだ
 「気くばりのすすめ」は、今でも精神的に大きな影響を受けています。親の本棚に
 あった面白そうな本は背伸びして読んでました」等々、気が付けば乗せられて
 21時30分。
 18時30分には引き揚げて、家で勉強に励む予定がこんなことに!
⑫〆はその後です。
 会計後、私は当然ここでこの厄介な老人とおさらばかと思いきや、
 「自費出版した娘の詩集(遺稿)を渡したい。ついては一緒にそこのマンションまで
 行かないか」と切り出してきました。
 これは見事な策略です、ご老体。
 もし拒絶したら、私は早世した娘さんの作品を拒絶したに等しく、人情味の欠片も
 ない人間。娘や孫を私に投影したのかもしれない、老人のささやかな願い一つも
 叶えてやろうとしない、心の狭き人間。
 怪しいのは百も承知だけど、仕方がないので「そこまで」行くことに。
⑬行った先は確かにたいしたマンションで、言ってることに偽りはなく、ここまでは
 不承不承も極まりないが許す。
 だけどそこから「さ、部屋に入って」はないでしょ、おばーさん。詩集を渡したいだけ
 なんですよね?私はマンションの入口で待っていればいいでしょう。
 しかし何だかんだとエントランスに連れ込まれ、エレベータまで7Fまで強制連行
 (老婆とは言え、万が一にも古武術を極めているかもしれないので、何かしよう
 ものなら、当然こっちも黙っていない体勢は整えておく)。
 そしてそそくさと、部屋に招きいれようと手を拱く老人(ちょっと怖い)。
 まさかとは思うけど、ツバメにしようなんて思ってねーよな?と訝りつつ、
 僅かに残った敬意と夭逝した娘さんに対する同情を以って、玄関先までは
 行ってみる。
 でもすぐには渡さない老人。
 仕方がないので更に立ち話30分(部屋になど死んでも入らん)。
 話が石川啄木になった辺りでいい加減に我慢の限界に達したので、
 帰る素振りをあからさまに見せてみる私。
 そこで漸く詩集を取りに行き、戻ってくる老人。
 しかし渡しながら、私の携帯番号を教えて欲しいという恐ろしい老人。
 「夕飯食べたらすぐ戻る気だったので、今は持ってません。逆に番号をメモって
 くれたらそこにかけます」と言って取り敢えず追い返し、メモ帳を取りにいなく
 なった隙に、ほんとは持ってる携帯の電源を切る私(ここで誰かからかかって
 こようものなら、なので)。
 意気揚々と、メモとフルネーム入りのメモを手渡す老人。
 「どうもありがとうございました(絶対かけねーからな)!それでは・・・」
 
 ふー、という顛末です。
 どれだけ堕ちようとも、逆ナンなぞに引っかかるつもりは更々なかったのですが、
何重の意味でもショックでしたよこれは。
 取り急ぎ、禁じていた唐揚げ分の油分、カロリーを消費するべく、
昼も十分走りましたが、もう一回走ってきます。けどもう1時か・・・。
 
 昨日はランニング中、6,7歳の女の子から声援を受けて微笑ましい一日だったのに、
今日は急転直下、80近い見も知らぬおばーさんと4時間トークですか。私はもう、
自分の祖父母以外は敬わないぞ、詐欺にかかるくらいなら心を鬼に。
 しっかし極端過ぎますよカミサマ。

 結論=男の一人ご飯も危ない。必ず友達と一緒に行くか、彼女を作りましょう。
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by tanicafenet | 2006-05-06 00:19 | 肉体ニ関スル之事