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「親知らず」を抜いたでござるの巻

それは昨日のこと。
できれば避けて通りたかった、親知らず抜歯の門。
くぐってしまいました。

遡ること5年前の25歳検診。既に「これ、その内虫歯になりますし、曲がって
生えて奥歯を押した形になってますから、早めに抜いた方がいいですヨ」
と云ふ通告はあったのです。
でもひょっとしたらならないかもしれないじゃない、と思って(思い込んで)
放置していたところ、激痛が走ったのが7月下旬。夜中に目が覚めて
どうにもならんという虫歯は初めてでした。

本来すぐにでも歯医者に行くべきところ、ちょうど忙しかったので、数日間
バファリン頼みのまま我慢。1日5回飲んで痛みを散らし続け、1週間経って
ようやく病院に行ったのでした。

病院選びは、親知らずを抜くのって大変そうなので、名医がいらっしゃる所を
探します。色々調べて、五反田のあの総合病院に命運を預けることにしました。
初診では応急処置と、抜歯の日を決定。夏休みが挟まったので、昨日まで
間隔が空いたわけです。

そして昨日、ついに術式の日が。
当日まで親知らずを抜くことに関しては、周囲から散々「超痛い」「死ぬ」と
脅されていたために、気分は最悪。否が応にも心拍数が高まります。
一方先生は至って普通。てきぱきと何やら準備されてます。「タービン
持ってきてタービン」って助手さんに頼んでましたが、もう何だか判らないので
考えないことにします。

「じゃ、やるよぉ」「あう」「注射だけ痛いからねぇ」「あう」ブスリ!
「じゃぶつかってるとこ削るかー」「あう」チュイーン(2,3分)
「さあもうこんなところかなぁ。じゃあそろそろ」「あう」
「じゃあ押すよお」「おう?」グイッ(しーん)「はいもう抜けたからねー、楽にして下さーい」
「・・・あうあえ?」
「うん終わり。今なら10秒で上の歯も抜けるよ。上はね、簡単なの。
今日は下だから長いの」「あうあ」「あとは縫って終わりだから。すぐだから」

ということで、ホントに痛かったのは注射だけで、30分くらいで終わったし、
何とも素晴らしい技術でした。麻酔切れてからの痛みもかなり軽度で
腫れもほとんど無い感じです。ブラックジャック先生です。
抜いた部位を傷めるので、上の親知らずも日を改めて抜くことに
なるでしょうが、今度はハラハラせずに行けそうです。

あー怖かったでござる。
by tanicafenet | 2004-09-01 22:11 | 徒然ナル之事


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